避妊薬は避妊以外にもさまざまな効果があります。女性ホルモンをコントロールすることで更年期障害を軽減できたり、肌荒れなどが改善されたり、生理周期が整ったり、生理痛が軽くなるなど、ピルのメリットはいっぱいあるんです。

避妊薬のメリットはいっぱい!

原発性無月経の治療で避妊薬を使うケース~乳首の張り

原発性無月経とは、18歳になっても一度も生理がないことです。これに対して、一度は生理があったにもかかわらず3ヶ月以上生理がない状態を続発性無月経と呼びます。
正常な生理が起こるには、脳の中枢、卵巣、子宮、膣の全てが形態的、機能的に正常である必要があります。原発性無月経では、これらの一部に異常があるために、生理が起こらないと考えられます。
一番多い原因は卵巣の異常で、中でも染色体異常が多く、卵巣がなかったり、卵巣機能が障害を受けた状態です。
次に多いのが脳の中枢の異常で、先天的なものと脳腫瘍や事故による後天的なものがあります。その他、子宮や膣がないケースや、初潮前に過激な運動をして初潮が遅れることもあります。
原発性無月経の原因によって、治療法は異なります。原因が明らかでない場合や、ホルモン療法で対処できる場合には、ホルモン剤を使用して生理を起こします。
ホルモン剤は、内服薬、注射、貼付剤などの種類があります。その後、経口避妊薬を服用して、定期的に生理を起こすこともあります。
経口避妊薬を服用すると、人によっては、吐き気や乳首痛などを感じることがあります。経口避妊薬は、女性ホルモンの卵胞ホルモンと黄体ホルモンが含まれており、服用すると擬似的に妊娠状態になって、排卵が抑制されます。
このときに、妊娠初期のような不調を感じることもあります。たとえば、乳房や乳首の張りや痛み、吐き気などです。
これらは初めて飲んだ場合に生じやすく、服用を続けて身体が慣れてくると、乳房痛や乳首痛、吐き気などは消失します。
経口避妊薬の服用は、毎日1錠を同じ時間に飲み、飲み忘れのないように注意します。服用中は排卵がないため、妊娠することはありません。

避妊薬のメリットについて